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【二次創作】パーマンの日常-秋風のセンチメンタル-【6】

こんばんは~!!
世の中はもうクリスマス先取り!!っていう感じになっていますね!
お店に入ればクリスマスソングが流れていたり、
ツリーやリースが飾られていたり…。
この間までハロウィンだったのに移り変わりが早いものです。


お話の中ではまだ10月中頃なので、ちょっと待ってください!!と
焦りながら心の中で叫んでいます(汗)


それでは、あまりモタモタしていると
ホントに置いて行かれそうな気がするので、
今日もつづきからどうぞ~~!!






~6~



「コピーのやつ…!どうして帰ってこないんだ!!」

部屋の中を行ったり来たり、ミツ夫は落ち着かないでいる。
夕飯を食べ終わり、もしかしたらもうすぐ戻ってくるんじゃないかという
淡い期待を抱いていたのだが、思った通りにはいかないようだ。

パーマンセットを奪って飛んでいってしまったコピー1号。
バッジだけが部屋にあるという状態では、
彼を呼び出すことも電波で位置を探ることも出来ない。

「でも、居場所は分かってるんでしょ?」

不意にミツ夫の後ろで声がした。
驚いて振り向くと、いつの間にかパー子がベランダに立っている。
事件が解決して戻ってきたのだろう。

「えっ…!?」
「コピーの居場所、あなた分かってそうだわ?」

ギクリとしながら彼女の顔を見ると、
パー子は何もかも見透かしたような表情でこちらを見つめている。
靴を脱いで部屋に入り、パー子はドサッとベッドに腰掛けた。

「な、なんでそんなこと…!」
「顔に書いてあるわよ。」

ミツ夫はばつの悪い顔をした。
どうやらパー子にはすべてお見通しのようだ。

「どうすんの?今からコピーのいるところへ行ってみる?
 居ても立っても居られないんでしょ?」

口をへの字に曲げたまま床にドカッとあぐらをかき、
ミツ夫は腕を組んでそっぽを向いた。
すぐにでも飛んでいきたいのはやまやまだ。
しかし、彼は厳しい顔つきで俯いたまま動こうとはしない。

「…ぼ、僕はあいつのこと信じてるんだ。」

ぽそりとミツ夫が呟いた。
パー子はその言葉を聞き、ふと彼の方を振り返った。

「あいつはすぐに帰ってくるさ…!ユキちゃんに会えたらすぐに…。」

ギュッと両手に力を入れ、
ミツ夫はまるで自分に言い聞かせるかのように呟き続ける。
パー子はそんな彼を見て
“分かったわ”と言わんばかりにふっとため息をつき、肩をすくめた。


(頑固なところは、ミツ夫さんもコピーもやっぱり似てるわ。)


何も言わない彼の後姿に向かい、
“何かあったら連絡ちょうだいね。”と言い残して
パー子はベランダから飛んでいってしまった。


(あたしのコピーには、こんなことになってるってことは言えないわね…。)


彼女が出ていったあと、ミツ夫はベランダの方へと歩み寄り、
そっと空を見上げた。
今夜は空気が澄んでいるのだろうか、美しい星空が広がっている。
何も言わずに彼はしばらくの間ずっと空を見つめていた。






「うう~ん…ん?」

鼻がなんだかムズムズし、コピー1号は目を覚ました。
いつの間にか眠ってしまっていたようだ。
地面に座り込み、ユキと抱き合ったまま
彼女もスースーと目を閉じて寝息を立てている。
一筋の光により、辛うじてお互いの姿を確認できる状態である。
風が吹き、彼女の髪がふわりとコピー1号の頬を撫でた。

地元の警察とユキの両親が探しにきていたのだが、
ふたりは眠っていたために崖の上から彼らを呼ぶ声にも気が付かず、
ただ暗闇の中でじっとしていた。
そんな風にしている間にすっかり夜中になってしまっていた。


(ミツ夫くん…僕が戻らないの、どう思ってるだろう…。)


コピー1号は空を見上げた。
時間が経てば経つほどどんどん冷え込みは激しくなっている
彼は震えながら、改めてユキをギュッと抱きしめた。



【その7】につづくクリック


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二次小説★目次

A side(成長編)

バード星への道(仮)
パーマンの帰還

B side(ドタバタ中学生編)

ロックンロール文化祭
パーマンに女難の相!?
ランチタイム・ウォーズ
吸血鬼とシンデレラ
秋色乙女スイーツ
サーカスに行きた~い!!
妄想デート
○○シーンお断り!!
秘密のダンス・パーティー
ガン子の星に願いを
奇跡のクリスマス
朝日ヶ丘に雪は降る
カウントダウン・ラブ
一富士二鷹三パー子?
ふたりは恋のライバル
パー子危機一髪!!
ビタースイート・チョコレート
赤ずきんちゃんとオオカミ
パー子風邪を引く
グッバイ・スイートハート
スクープ!パーマンの正体
月灯りと君の夢
男の戦い
パジャマパーティーは大騒ぎ
スミレのラブソング
夢で逢いましょう
妄想☆結婚行進曲
ドキドキ☆サマー・スマイル
わくわく真夏のサイクリング
マーメイド誘拐事件
純情☆恋祭り
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おとぎの国のパーマン
ミツ夫のラブソング
スミレちゃんが危ない!!
パーマン恋愛禁止令!?
スミレと1号熱愛中!?
ハチャメチャ☆夏休み
秋風のセンチメンタル
やきもち☆ウィンター

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ドラ・ミーツ・パーマン
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あんじゅ

Author:あんじゅ
こんにちは!パーマンが大好きです!奥の深い作品です!!
藤子・F・不二雄先生の作品は素晴らしいです!

恥ずかしがり屋の管理人が、恥ずかしげもなく、お恥ずかしい内容の二次小説を書いたりお絵かきしたりしています(笑)

もし良かったら、読んでいただけると嬉しいです!!
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趣味で自分の見たいなぁと思う世界をマイペースに書いていますので、リクエストは受付しておりません。

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